どこにデータとして残すかが重要

写真をデータとして残す場合、何処にデータとして格納するかが重要で、残した場所によっては後々大きなデメリットとなります。まず、クラウド上のネットワーク上に写真を残す場合、デメリットとなりえる状況はクラウドサービスの終了です。サービスが終了してしまうと預けた写真データすべてのアクセスが不可能となるためデータの取り出しは不可能となります。また、取り出せなくなったデータの行方も不明確で後々、データが第3者に流出されるという危険性もあります。

では、自分のパソコンに残す場合デメリットは無いかですが、残念ながら自己のパソコンに写真データを残した場合もデメリットはあります。それはコンピューターウィルス感染による写真データの削除や流出です。写真データがコンピューターウィルスで流失してもよい内容であれば問題はないでしょうがプライバシーにかかわることなので自己のパソコンに格納するのもデメリットが大きいです。

ずっとサービスを提供している場所に保存が望ましい

では、何処にも写真データを保存することが出来ないのかと言われるとそうではないです。写真データを預けることが出来る場所にはずっと変わらずにサービスを提供していてかつ、無償でサービスを提供しており、セキュリティにも力を入れているサービスがネットワーク上にあります。こうした場所であればプライベートな写真を預けた場合でも流出する可能性は低く、サービス利用者がアクセス権となるIDやパスワードを忘れない限り永続的に写真のデータを預け入れ自由に出し入れが可能です。

ただし、このサービスは利用者となる人物のアクセス権であるIDやパスワードを第3者に教えてしまうと第3者が本人になり替わり写真を引き出し複製することも可能なため、写真データを暗号化するなどをして写真データ所有者でしか写真データを復元できない様にするのが望ましいです。